2017年に開催したワークショップ


コンパッション・フォーカスト・セラピー―3日間のコア・スキル・トレーニング―

「コンパッション・フォーカスト・セラピー(Compassion Focused Therapy: CFT)」の提唱者ポール・ギルバート博士(Paul Gilbert, PhD)の一番弟子である、メアリー・ウェルフォード博士(Mary Welford, DClinPsy)によるワークショップを行いました。

 

これまで、欧米でしか学べなかったCFTについて、本邦において3日間の集中型ワークショップでした。

 

ワークショップでは、対人援助職者として、クライアントのセルフ・コンパッションを育てるCFTのコア・スキルを習得するとともに、恥意識や自己批判をやわらげ、自信を築きあげる方法を学びました。

★講師の紹介

メアリー・ウェルフォード博士

(Mary Welford, DClinPsy)

 英国の顧問臨床心理学者。CFTの提唱者であるボール・ギルバート(Paul Gilbert, PhD)の一番弟子。コンパッショネイト・マインド財団の創設者の一人で、前センター長でもある。これまでに1000を超えるヘルスケアや教育分野の専門家を指導しており、CFTの発展のために全世界でワークショップを開催している。

★開催した日時

 2017年7月15日(土)~17日(月・祝) 10:00~17:00

 

★開催会場

 東京成徳大学東京キャンパス(十条) 2号館2階

★参加人数

 約60名(満席で実施することができました)

★主催

 プラスワンラボ合同会社

★出版書籍

『実践 セルフ・コンパッションー自分を追いつめず自信を築きあげる方法』

メアリー・ウェルフォード著

石村郁夫・野村俊明訳(2016年、誠信書房)

★ワークショップでの様子

ワークショップでは、初学者でもわかりやすいよう、まずはCFTの基礎理論を学び、それぞれに応じたエクササイズを実施して頂きました。

★ワークショップ終了後の集合写真

★参加者の声

 

 ●ワークショップの内容はもちろん、先生の作り上げたコンパッショネイトな雰囲気を体験できたことがわたしにとって何よりの学びでした。発言しても大丈夫と思えるなど、まさに安全な場だと感じました。

 

 ●コーヒーの準備や資料、エクササイズシートなど、細やかな配慮をしてくださり、本当にありがとうございました。スタッフのご尽力のかげですごく快適な環境で学ぶことができました。

 

 ●CFTの知識ももちろんですが、セラピストにとってとても大事な姿勢を教えていただいてありがとうございました。

 

 ●3日間かけて集中して学べたのがとてもよかったです。どっぷりCFTに浸ってからだに沁み込ませることができました。きちんとファイルされ、英文スライドも付いた配布資料とワークシート、湯茶の用意、快適なお部屋など、大変助かりました。開催の労をとって下さる方々がおられるおかげで、このような貴重な機会を得られたこと、本当に感謝です!!