第1回一般公開セミナー

この一般公開イベントでは,セルフ・コンパッションやコンパッション・フォーカスト・セラピーの最新の理論や研究を広く知ってもらうために,実施されるものです。ぜひ,セルフ・コンパッションやコンパッション・フォーカスト・セラピーに関して,知りたいと思っている方はぜひいらっしゃってください。多くの方にご参加いただけると嬉しいです。

『養育者の育児ストレスを軽減させるセルフ・コンパッション』は12/4に開催されました

「子どもに厳しく叱ってしまうことありませんか?」

 

「そのあと,怒ってしまった自分に対して,自分を責めたり,自己嫌悪に陥ったことありませんか?」

 

母親は育児をするうえで相当なストレスがある中で,子どもがいうことを聞かなかったり,ダメって何度言っても子どもは繰り返したり,母親の家事を邪魔してきたり,日々,イライラすることもあるでしょう。

 

また,子どもに多くの時間にとられ,それはそれで子育てのやりがいにはつながりますが,母親(あなた)の一息つけるゆっくりした時間も取れません。

 

そんな中で,一つの考えとして,セルフ・コンパッション(自分に思いやりを向けること)が母親の育児ストレスにおいて,有効であるという研究が少しずつ出始めました。

 

今回は,3歳~18歳の子どもをもつ母親を対象にした実証研究を紹介し,セルフ・コンパッション(自分に思いやりを向けること)の大切さについて,一緒に考えていきたいと思います。

 

また,養育者の育児ストレスを軽減するセルフ・コンパッションのエクササイズについても,取り組んでもらいたいと思います。

 

本公開セミナーは,誰でもご参加することができますので,周囲の方にお声かけください。

 

 

【本セミナーの対象は?】

 

子育て中のパパ,ママ。また,子育てに関係する支援者,ならびに子育てに関して興味・関心がある方です。

 

 

【セミナー内容】

★子育てに関連した悩みのシェアリング(30分)

★母親の育児ストレスを減らすセルフ・コンパッションのご紹介(30分)

★コンパッションに満ちた他者からの温かい言葉かけ(30分)

★子どもの強みや個性に目を向けるエクササイズ(30分) 

など

 

 

【講師】

  

 東京成徳大学 石村 郁夫 准教授

   

【日時】 

 

 2021年12月4日(土) 10時~12時

 

※約20名の方にご参加いただきました。

 

★参考書

 ●『トラウマへのセルフ・コンパッション』

  デボラ・リー&ソフィー・ジェームス著

  石村郁夫・野村俊明訳(2018年、金剛出版)

 ●『実践 セルフ・コンパッション―自分を追いつめず自信を築き上げる方法』

  メアリー・ウェルフォード著

  石村郁夫・野村俊明訳(2016年、誠信書房)

※上記の参考書がなくても、ワークショップにはご参加いただけます。

 

★主催

 プラスワンラボ合同会社

【参加費】

 

 無料でご参加できます。

 

★参加方法

 Zoomで開催いたしました。

 

※後日,ビデオでご視聴を希望される方は,こちらのGoogle Formよりお申込みください。 

★シェア・拡散して頂ければ幸いです

 コンパッション・フォーカスト・セラピーは新しいアプローチでありますが、まだまだ発展中です。皆さんのシェア・拡散により、治療者やクライアントともに知られるきっかけになればと思います。



これから行う予定のあるワークショップ

2022年に開催される予定であるジェームス・カービー博士による『コンパッション・フォーカスト・セラピー入門』、ミカエル・トーマス博士の『カップルのためのコンパッション・フォーカスト・セラピー』(未定)を計画しております。

 

コンパッション・フォーカスト・セラピーのワークショップや研修会に関するご案内を受け取りたい方は、以下のメーリングリストにご登録ください。開催日程が決まり次第、優先的に紹介させていただきます。

 

※メールアドレスは、お間違えのないようご確認ください。


これまでに開催したワークショップ

これまでに開催したワークショップの概要については、こちらからお入りください。